柴犬のカンスケとあんず、たまとたまチリの暮らしを紹介します(一時期グリ日記)
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クリスチャンの人口はとても少ないはずなのに大盛り上がりの
日本ですが、それはこの際おいといて・・・(笑)
たまチリが異国でのお仕事なのでいつも通りに過ごします。
でもいつも通りだといろいろ考えちゃいますね。
(ちなみに25日はクリスマスでお休みだそうです)

たまチリは10年以上前に西アフリカのコートジボワールで
海外青年協力隊員として2年間活動してきました。
コートジボワールでは大統領が2人誕生してしまって、
暴動が起きたとか落ち着かない状況が今でも続いています。
ちょうどクリスマス頃でしょうか、寒くなると思い出すことが
あります。
ある日、月に2万円分しか話せない契約の携帯で電話を
かけました。(2万円だと45分くらい)

珍しくちゃんと繋がったんですけど何か様子がおかしい・・・。
たまチリが焦っています。
何かと思ったら現在の混乱のきっかけになったクーデターの
真っ最中でした。
外では銃撃戦が行われていて、たまチリと一緒に住んでいた人と
ベッドのマットレスを窓に立てかけ、窓からできるだけ離れて
廊下で鍋を被って伏せていたそうです。
国内電話はもちろん、緊急連絡用の無線も妨害されていたようで
ろくに通じなかったのになぜか国際電話は通じました。

「もし、このままどことも連絡取れなかったら、日本の事務所に
連絡してくれ」と言われ、後でもう一度かけることにしました。
幸い、その後に無線が通じて、首都の事務所に無事を伝えること
ができたそうです。

全く現実味がないのに電話の向こうでは人が争って実際に
命を落としていました。
こうして書いている今もイマイチ現実味が沸いてこないのは
私が平和ボケしているのでしょうか・・・。

帰国してきてたまチリは今の仕事に就きました。
一緒に働いていた看護士さんや助産士さんの何人かの仲間は、
今でも協力隊や国境なき医師団で働いているそうです。
「普段ぽやーっとしているんだけどさ、
あの人たちのバイタリティーには頭が下がるよ」と言ってます。
女性の方が強いんかなぁとも(笑)

私は海外に言ったのは新婚旅行のイタリアだけです。
自分の目で見聞きしたことはとても少ないのですが、
それでも話を聞く機会はある方だと思います。
なので、日本で楽しいクリスマスやお正月を過ごしている人達が
多い中、暖かい家の中で美味しいものを食べることができず、
さらに病気や戦争で苦しんでいる人達が
今この時もたくさんいるんだということは
忘れずにいたいと思います。

でもたまチリに言わせると、だからかわいそうではなくて、
その中でも夢を持って毎日生き抜いている人もいるんだぞ、
かわいそうだけではないと思うだそうです。

家もなく、両親とも離れて路上で暮らす子どもが
将来はタクシーの運転手になるんだ、
そのために少しずつお金をためて勉強するんだ、
車のことも知りたいから手伝わせてくれと目を輝かせて
機械の整備をしているたまチリに話しかけてくる子も
いたそうです。
そういう子を見ているとただかわいそうではないと思うと…。

いつかどこかに旅行した時、ふと話してみたらその子だった
なんてことはないかもしれないけど、そういうことがあったら
最高に素敵だなと思います。

ワンコ達と毎日平和に暮らせることに感謝したいと思います。
メリークリスマス!

オモナミ眉毛カンスケ
草むらに顔を突っ込んで出てきたカンスケ。
最初は片方に2つくっついていたのですが、
ついやってしまいました。


いつものプロレス
夕日を浴びて仲良く歩いている所・・・
と思ったら始めちゃいました。

ワンコといつも通りに散歩。
でもそれが一番幸せかも。


【2010/12/25 18:51】 | 日々の出来事
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assouda さんへ
たまちり
日本でも師走に入ると、引ったくりや泥棒が増え、列車の人身事故(≒自殺)で列車が止まり、暗い人間模様が見え隠れします。
アフリカでは、自殺をするのは都市部の元富裕層や没落貴族ぐらいと聞いています。
農村部では自殺者は非常に希です。小生は他の隊員から聞いた話しでしか事例を知りません。
逆に、死は等しくやってきません。
弱い者から死んでいきます。年寄り・子供。
先週元気だったバーさん、今週いません。
熱帯熱は弱い者・抵抗力の無い者から天に帰していくのです。
そのせいでしょうか、今の幸せを感じながら毎日を生きていくのかもしれません。
哀れみや蔑みではなく、人と人としてコミニュケーションを取る事が、人として彼らと正当に対していることになるとも考えています。

インターネットは世界を小さくする事が出来る、一つのツールであることは確かです。
仕事の上では無くてはならない物です。
ただし、情報で溺死してしまう恐れもあります。
世界経済のバランスや宗教・民族の中立性と同じ様に難しい問題だと思います。

ウォロウォロは乗り合いタクシーのことです。
アビジャンやヤムスクロではそう呼びます。
ブアケは乗り合いでもタクシーと呼んでいました。
流しのタクシーだからかもしれません。
タクシーだと村々を走るタクシーブルースと言うのもあります。
中型ワゴン車に12人ぐらい詰め込み、砂地道路を爆走する奴等は、ヘタなジェットコースターより迫力あります。
小生が良く利用していたサカス行きは、セルスタータがダメで、出発前押し掛けでエンジンを掛けていました。

年明け1/12ごろからまたインド行く予定です。
また良いネタありましたらたまにアップしてもらいます。

mikoさんへ
たまちり
コメント遅くなり申し訳ありません。
生き様や世界観・価値観は人それぞれ、
異なる価値観や尺度を超え、人と人の間にあるものが人間のコミニュケーションだと考えています。
人それぞれ捉え方はあるでしょう。違うことが当たり前で同じところ・近いところを探す事が、相手を理解しこちらを理解してもらう事だとも考えています。
難しいのですが・・・。

>今の日本の子供は、物欲は満たされても、目に見えない何かが、足りないのでしょうね。
今の日本(先進国もか?)は物があふれています。
持っていない事=不幸と思われてしまう世界に生きている人々にとって、見えない物での幸福は理解されにくいと思います。

途上国の仕事でも、部品が無い・工具が無い・技術が無いとき、無いなら作る・無いなら使わないのです。
そのナイナイづくしのプロセスで、人と人の間で物を作り出す。
その過程にローカルメンバーとのつながり・絆を見出せれば幸せが感じられるはず。
今の日本人に必要なのは、そんな見えない物への追求なのではないでしょうか。哲学苦手なので上手く言えませんが。




こぎママさんへ
たまちり
一昨日帰国しました。
時差3.5時間なのですが、眠くてしょうがありません。

>元気で幸福になっています。そう信じます。
小生もそう信じています。
元気な奴の事ですから、良いパトロンの元でドライバーになっていることでしょう。


NoTitle
assouda
クリスマスが近づくと泥棒が増えるといいます。
クリスマスが近づくと寄り添う家族がいないと自殺する人が増えるといいます。
そんな中普通にワンコと散歩をし、ローマ法王のクリスマス・マスの中継を見ていました。
何も(危機が)なくて幸せであることを感じていたら、たまさんがこのエントリーをたててくれました。

日本は、世界はどこに向かっていくのだろうと思うことが多いのですが、ノスタルジックかも知れないけれども、私が子どもだった頃の方が世の中逞しく知恵が溢れていました。 
その頃の日本とアフリカが同じであるとも思いませんが、私も安っぽい同情はその人達を見下すことにつながると思っています。そんなえらそうなことは誰も出来ないはずです。 
”今”が豊か過ぎる日本にいて、アフリカのこれからに夢をはせる子ども達の”今”を理解することは難しいでしょう。アフリカだけではないですね。先進国においても、いわゆる社会からはみ出してしまった人の今もきっと未来に続くものであって欲しいです。

インターネットで世界はひとつのようになっています。
日本はとか、日本では、ではなくて、いろんな価値感、いろんな文化を見ていきたいものですね。

ウォロウォロっていうんですか?
確かタイではトゥクトゥクと言ったと思います。あれは人力タクシーだったかな?(笑)楽しいね言葉は。
平和ボケの私達に是非また色んなお話しをしてくださいね。

インドのクリスマスはいかがですか?
ご無事にお戻りくださいね。

たまさん、素敵なエントリーありがとう。


離れ離れでのクリスマスですね
miko
たまチリさんはとても貴重な体験をされたのですね。
それが自分の生き様や世界観に多大な影響を及ぼすのは素晴らしい事だと思います。
戦後生まれの私が、この60年近くを生きてきて、豊かになっていく日本の変化をこの目で見てきました。
今の日本の子供は、物欲は満たされても、目に見えない何かが、足りないのでしょうね。
私も、主人が働いたイラクやインドネシアでの事を聞いただけで、価値観は単一ではない事が理解できます。
色々な見方や幸せがある・・という事が分かれば日本の子供たちもおおらかに成長できるはずですが・・難しいですね。

もちろん
こぎママ
元気で幸福になっています。そう信じます。

たまちり
-
小生の昔の話し、もう十年も前のことでしょうか。
あの頃話した少年(小学生ぐらいか?)達はどうしているのか。
今更なのですが気になります。
バイク屋で整備士見習いの丁稚をしていた子。
貧乏で隣村で公立学校に通えず、近所のイスラム学校で算数を勉強していた女の子。

いつも小生のアパート前で、手間仕事をしながら生きていた子。
ろくに言葉も喋れず、この子は口減らしで捨てられた子です。
日本からの援助物資の横流しと思われる"藤井"と名があるジャージを着て、
『じゃぽね、今日なんかある?』と会えば聞いてきます。
協力隊より貸与されているバイクの整備や洗車を手伝い、
『大きくなったらタクシーかウォロウォロ(乗り合いタクシー)の運転手になるんだ~』って、
小さいノートと鉛筆を買って預け、文字じゃなくても良いので書く練習させていました。
10年前のクーデターの後、彼は見えなくなりました。
庭番のじーさんの話しでは、『どこか良い人見つかったんだろう』との事。
どこぞの星の下で元気にやっていることでしょう。

メリークリスマス!
こぎママ
うちも何にもなしのクリスマス。なぜかクリスマスに忠臣蔵をみてます。くうちゃんは膝の上、ももはとなりでいびきかいて寝ております。こんな平和な日本に生まれたことを私も感謝します。

たまチリさんのおっしゃっていることよくわかります。
そこで、今、タクシー運転手を夢見ている子たちがいつか国を再建するんですよ。かつての日本がそうだったように。

世界中に平和が訪れますように。

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コメント
この記事へのコメント
assouda さんへ
日本でも師走に入ると、引ったくりや泥棒が増え、列車の人身事故(≒自殺)で列車が止まり、暗い人間模様が見え隠れします。
アフリカでは、自殺をするのは都市部の元富裕層や没落貴族ぐらいと聞いています。
農村部では自殺者は非常に希です。小生は他の隊員から聞いた話しでしか事例を知りません。
逆に、死は等しくやってきません。
弱い者から死んでいきます。年寄り・子供。
先週元気だったバーさん、今週いません。
熱帯熱は弱い者・抵抗力の無い者から天に帰していくのです。
そのせいでしょうか、今の幸せを感じながら毎日を生きていくのかもしれません。
哀れみや蔑みではなく、人と人としてコミニュケーションを取る事が、人として彼らと正当に対していることになるとも考えています。

インターネットは世界を小さくする事が出来る、一つのツールであることは確かです。
仕事の上では無くてはならない物です。
ただし、情報で溺死してしまう恐れもあります。
世界経済のバランスや宗教・民族の中立性と同じ様に難しい問題だと思います。

ウォロウォロは乗り合いタクシーのことです。
アビジャンやヤムスクロではそう呼びます。
ブアケは乗り合いでもタクシーと呼んでいました。
流しのタクシーだからかもしれません。
タクシーだと村々を走るタクシーブルースと言うのもあります。
中型ワゴン車に12人ぐらい詰め込み、砂地道路を爆走する奴等は、ヘタなジェットコースターより迫力あります。
小生が良く利用していたサカス行きは、セルスタータがダメで、出発前押し掛けでエンジンを掛けていました。

年明け1/12ごろからまたインド行く予定です。
また良いネタありましたらたまにアップしてもらいます。
2010/12/30(Thu) 20:32 | URL  | たまちり #-[ 編集]
mikoさんへ
コメント遅くなり申し訳ありません。
生き様や世界観・価値観は人それぞれ、
異なる価値観や尺度を超え、人と人の間にあるものが人間のコミニュケーションだと考えています。
人それぞれ捉え方はあるでしょう。違うことが当たり前で同じところ・近いところを探す事が、相手を理解しこちらを理解してもらう事だとも考えています。
難しいのですが・・・。

>今の日本の子供は、物欲は満たされても、目に見えない何かが、足りないのでしょうね。
今の日本(先進国もか?)は物があふれています。
持っていない事=不幸と思われてしまう世界に生きている人々にとって、見えない物での幸福は理解されにくいと思います。

途上国の仕事でも、部品が無い・工具が無い・技術が無いとき、無いなら作る・無いなら使わないのです。
そのナイナイづくしのプロセスで、人と人の間で物を作り出す。
その過程にローカルメンバーとのつながり・絆を見出せれば幸せが感じられるはず。
今の日本人に必要なのは、そんな見えない物への追求なのではないでしょうか。哲学苦手なので上手く言えませんが。


2010/12/30(Thu) 20:06 | URL  | たまちり #-[ 編集]
こぎママさんへ
一昨日帰国しました。
時差3.5時間なのですが、眠くてしょうがありません。

>元気で幸福になっています。そう信じます。
小生もそう信じています。
元気な奴の事ですから、良いパトロンの元でドライバーになっていることでしょう。
2010/12/30(Thu) 19:27 | URL  | たまちり #-[ 編集]
NoTitle
クリスマスが近づくと泥棒が増えるといいます。
クリスマスが近づくと寄り添う家族がいないと自殺する人が増えるといいます。
そんな中普通にワンコと散歩をし、ローマ法王のクリスマス・マスの中継を見ていました。
何も(危機が)なくて幸せであることを感じていたら、たまさんがこのエントリーをたててくれました。

日本は、世界はどこに向かっていくのだろうと思うことが多いのですが、ノスタルジックかも知れないけれども、私が子どもだった頃の方が世の中逞しく知恵が溢れていました。 
その頃の日本とアフリカが同じであるとも思いませんが、私も安っぽい同情はその人達を見下すことにつながると思っています。そんなえらそうなことは誰も出来ないはずです。 
”今”が豊か過ぎる日本にいて、アフリカのこれからに夢をはせる子ども達の”今”を理解することは難しいでしょう。アフリカだけではないですね。先進国においても、いわゆる社会からはみ出してしまった人の今もきっと未来に続くものであって欲しいです。

インターネットで世界はひとつのようになっています。
日本はとか、日本では、ではなくて、いろんな価値感、いろんな文化を見ていきたいものですね。

ウォロウォロっていうんですか?
確かタイではトゥクトゥクと言ったと思います。あれは人力タクシーだったかな?(笑)楽しいね言葉は。
平和ボケの私達に是非また色んなお話しをしてくださいね。

インドのクリスマスはいかがですか?
ご無事にお戻りくださいね。

たまさん、素敵なエントリーありがとう。
2010/12/27(Mon) 01:51 | URL  | assouda #i71gHzAs[ 編集]
離れ離れでのクリスマスですね
たまチリさんはとても貴重な体験をされたのですね。
それが自分の生き様や世界観に多大な影響を及ぼすのは素晴らしい事だと思います。
戦後生まれの私が、この60年近くを生きてきて、豊かになっていく日本の変化をこの目で見てきました。
今の日本の子供は、物欲は満たされても、目に見えない何かが、足りないのでしょうね。
私も、主人が働いたイラクやインドネシアでの事を聞いただけで、価値観は単一ではない事が理解できます。
色々な見方や幸せがある・・という事が分かれば日本の子供たちもおおらかに成長できるはずですが・・難しいですね。
2010/12/26(Sun) 12:59 | URL  | miko #-[ 編集]
もちろん
元気で幸福になっています。そう信じます。
2010/12/26(Sun) 12:56 | URL  | こぎママ #99DFA69w[ 編集]
たまちり
小生の昔の話し、もう十年も前のことでしょうか。
あの頃話した少年(小学生ぐらいか?)達はどうしているのか。
今更なのですが気になります。
バイク屋で整備士見習いの丁稚をしていた子。
貧乏で隣村で公立学校に通えず、近所のイスラム学校で算数を勉強していた女の子。

いつも小生のアパート前で、手間仕事をしながら生きていた子。
ろくに言葉も喋れず、この子は口減らしで捨てられた子です。
日本からの援助物資の横流しと思われる"藤井"と名があるジャージを着て、
『じゃぽね、今日なんかある?』と会えば聞いてきます。
協力隊より貸与されているバイクの整備や洗車を手伝い、
『大きくなったらタクシーかウォロウォロ(乗り合いタクシー)の運転手になるんだ~』って、
小さいノートと鉛筆を買って預け、文字じゃなくても良いので書く練習させていました。
10年前のクーデターの後、彼は見えなくなりました。
庭番のじーさんの話しでは、『どこか良い人見つかったんだろう』との事。
どこぞの星の下で元気にやっていることでしょう。
2010/12/26(Sun) 11:20 | URL  |  #-[ 編集]
メリークリスマス!
うちも何にもなしのクリスマス。なぜかクリスマスに忠臣蔵をみてます。くうちゃんは膝の上、ももはとなりでいびきかいて寝ております。こんな平和な日本に生まれたことを私も感謝します。

たまチリさんのおっしゃっていることよくわかります。
そこで、今、タクシー運転手を夢見ている子たちがいつか国を再建するんですよ。かつての日本がそうだったように。

世界中に平和が訪れますように。
2010/12/25(Sat) 22:39 | URL  | こぎママ #z8Ev11P6[ 編集]
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